「だれでもできる」ってどういうこと?
- かまくら武道アカデミー
- 2018年2月27日
- 読了時間: 1分
更新日:2018年2月28日

相手に力を感じさせないこと。
すごくざっくりですけど、これが武道のコツのひとつです。
力を感じると、相手は反応できます。反応=抵抗ですね。
抵抗されるから、そこに力と力がぶつかり合ってしまう。
で、思うように相手を動かせないというわけです。
だから相手に力を感じさせないような
身体の使い方をするというわけです。
力を感じることができなければ、どんなにパワフルな相手であっても、
反応できませんから、力のぶつかり合いは生じません。
相手からすれば「とりつくしまがない」って感じです。
相手は力を感じないのだけど、
こちらはほんのわずかの力を相手に伝えている。
そのわずかの力で相手のバランスを崩して、投げたり倒したりするわけです。
武道は力がなくてもできる、と言いますが、
別の言い方をすれば
「相手に感じられない程度の力加減がいい塩梅」なんですね。
だから、体力に恵まれない人でも、年齢を重ねてからでも、
楽しむこと、身につけることができると思うのです。
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