ゆっくり、深く呼吸する
- かまくら武道アカデミー
- 2018年3月8日
- 読了時間: 1分

身体のどこかに余分な力を入れないために
道場でよく言われるのが、「関節を緩める」ということ。
例えば肩関節、肘関節、ヒザなどの関節に
「隙間ができるようにイメージしてみて」って、よく言われます。
それが武道にどういう効果があるのかはさておき、
関節がゆるんでいると良いことがけっこうあります;
① 身体が安定する(どっかが力んでると、重心が上がる)
② 疲れにくい(力むと疲れる)
③ しなやかに、スムーズに動ける(身体を効率よく動かせる)
とはいえ、すべての関節を緩めるのは案外むつかしくって、
どこかしらに力が入ってしまうもの。
だから時間をかけて稽古して、感覚を育てていくわけです。
関節を緩めるためのひとつの方法は、大きく深呼吸すること。
とくに息を吐くときは、体の内側がゆるんでいく感覚、
そして重心が下の方に落ちてゆく感覚を味わえると思います。
昔から、呼吸をゆっくり長くとることは、
長生き(=長い息)につながるなんて言いますし、
深い呼吸は内臓のマッサージにもなるとも言われます。
だから呼吸を大切にする武道の稽古は、
ナイスな健康法でもあるというわけです。
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