意識の使い方でパフォーマンスが変わる
- かまくら武道アカデミー
- 2018年3月16日
- 読了時間: 1分
更新日:2018年3月19日

例えば、パンチをするとき。
当てるところだけ見ていると、パンチの力はそこで止まってしまいます。
今度は少し目線を上げて、当てるところより遠くを見てパンチする。
すると、相手が後ろにのけぞるような力が生まれます。
おんなじ力で叩いても、
どこを意識するかで力の届く範囲が大きく変わるんです。
これが武道の面白いところ。
だから目いっぱいの力でなくても、
ポンッ!と叩くだけで相手を吹っ飛ばす、なんてこともできるわけです。
二人や三人に抑えられても、投げ飛ばしちゃうなんてこともできちゃいます。
意識がどこかに留まっていたら、
上手く行かないのが面白いところ。
それが、ちょっとだけ視点を変えると上手くいく。
それって、執着していた気持ちを手放して、
心がリラックスしたときかもしれません。
武道の稽古を通じて、気持ちの切り替え方を学ぶ。
そんなことも言えるのではないかな、と思っています。
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