足指で床をつかむ
- かまくら武道アカデミー
- 2018年4月10日
- 読了時間: 1分

足の指、よ〜く見たことありますか?
道場でたくさんの人の足を見ているんですけど、
足の指が均等に開いている人って、ほとんどいません。
たいがいの人が、小指が縮こまっているか、親指が浮いているか、
なにかしら歪な形になっています。
下駄や草履が廃れて、靴を履くようになってから、
日本人の足が変わっていった、とよく言われます。
特に革靴を履く機会の多い方は、
足指が縮こまってしまうのも仕方ないですね。
足指が均等に開いていて、
全部の指がしっかりと地面(床)をつかんでいないと、
身体は安定を欠いてしまうそうです。
喩えて言えば、テーブルの足が一本浮いてガタついているような状態。
その状態が身体に良くないことは、容易に想像がつきますね。
足指はあらゆるスポーツにおいて大切だといわれますが、
武道においても全く同じで、
五本の足指で床を掴むように立つことがとっても大切。
お稽古に来ていただいた方には、
足指がちゃんと床をつかんでいるか、確認してもらっています。
足指を開いたり、閉じたり、足指の間に手の指を差し込んでほぐしてみたり。
そうすると自分の足指の状態がよくわかりますね。
最近では、足指体操のバリエーションを増やしています。
足指、バカにできませんよ〜。
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