身体の状態と対話する
- かまくら武道アカデミー
- 2018年4月2日
- 読了時間: 1分

身体に余分な力を入れないことが、
武道では大切にされることは以前にお伝えしましたね。
身体のどこかに余分な力が入っているとき、
そこの部分だけ動きがちょっと止まるというか、
なんかスムーズじゃなくなるんです。
で、それは向かい合っている相手から見るとけっこうバレバレで、
上手な人にはそこから次の動きを読まれちゃうものなんですね。
そんなこともあって、余分な力が入っていないかな〜って
自分の身体の状態をチェックするようになるわけです。
そこまでストイックに武道を追求するわけではなくても、
自分の身体の状態を意識してみることってすごく面白いものです。
肩、肘、腰、膝、足首、首‥‥それぞれの関節に意識を向けてみると
なかなか自分の思う通りに操作できるものではないなぁ、と気づくはず。
思い通りに動かせたらそれは素晴らしいですが、
何よりも大切なのは意識して、状態を知ろうとすること。
その姿勢が、感覚を育ててくれるのだと思います。
身体の隅々まで意識することで、色々なことに気づき、
それがひいては健やかな体を保つ一助にもなると考えています。
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